赤い博物館(大山誠一郎/文藝春秋)

赤い博物館

赤い博物館

 過去の捜査資料を保管する警視庁付属犯罪資料館。なぜかここに留まるキャリアの女性館長と捜査一課から回されてきた刑事のコンビが、迷宮入りしそうな事件を再捜査する。
 どの短編もすばらしいトリックが仕掛けれれてて、久しぶりに本格物を読んだという満足感。