闇から届く命(藤岡陽子/実業之日本社)

闇から届く命

闇から届く命

 助産師6年目の美歩は、大学病院勤務を経て都内の個人経営の産婦人科で働く。利益を追求する院長や慢性的な人手不足など、決してよい職場とはいえないが、尊敬すべき先輩もいてひたむきに働く。
 不妊治療、出生前診断、ネグレクトなど、出産/育児にまつわる様々な事象が、怒涛のごとく押し寄せてくる。