マシューズ家の毒(ジョージェット・ヘイヤー/創元推理文庫)

マシューズ家の毒 (創元推理文庫)

マシューズ家の毒 (創元推理文庫)

 お屋敷の主人が突然死をとげる。誰からも嫌われていた家長だったが、検死した結果毒殺と分かる。警察が捜査を始める段階では、すでに現場はきれいに掃除されてしまい手がかりも無い。おまけに動機を持つ容疑者が多すぎる。そうこうするうちに第二の毒殺事件が起こるという、古きよき時代の本格ミステリー。
 ネットもスマホも無い時代の本格ミステリというのは、本当に楽しめる。