定食と古本(今柊二/本の雑誌社)

定食と古本

定食と古本

 著者は「定食評論家」だという。古本屋街の近くの定食屋の紹介記事を集めたものだが、いわゆるグルメ本ではなく、街の雰囲気やお店の性格をうまく現してるように思う。神保町のお店が中心だが、こういうのを読むと単身赴任したら神保町に住もうと強く思う。
 首都圏以外に出張した際の、古本探しと定食屋探しの記事もあり、とても楽しい。