津軽百年食堂(森沢明夫/小学館

津軽百年食堂

津軽百年食堂

 津軽で三代70年以上続く大衆食堂を、津軽百年食堂と呼ぶらしい。この物語も三代に渡る蕎麦屋のお話が描かれている。東京でバルーンアートのバイトをしている三代目がお話の中心だが、バイト先で見かけた写真家の助手の女性と出会う。
 お話は東京と弘前を行き来するが、時間も空間も越えて一つの物語となっている。