サウンド・オブ・サイレンス(五十嵐貴久/文藝春秋)

サウンド・オブ・サイレンス

サウンド・オブ・サイレンス

 中学時代にいじめを経験した主人公は高校でいつも一人でいる同級生が気になる。ふとしたことで彼女が実は耳が聞こえないことを知る。ダンス好きの聾唖者が集まりチームを組むのを手伝おうとするが、そう簡単には行かない。
 お話のストーリーはともかく、その過程がやや急ぐ感じで少し物足りない。