ギャングエイジ(川端裕人/PHP研究所)

ギャングエイジ

ギャングエイジ

 急遽採用が決まった新任小学校教師が登校してみると、昨年度は学級崩壊で前任者は失踪という問題の学年の担任だった。
 前作でも子供の描写がうまいと感じた作者だが、今回も子供達がいきいきと描かれていて、授業をその場で見ているかのよう。教師たちもよいキャラクタぞろいで、大人として考えさせられるが楽しい一冊。