ビワイチウォーク 第2回 彦根〜稲江

 今年から開始したビワイチウォーク第2回です。今回は、にしきんさん(@nisikin)が、一緒に行こうと言ってくださったので、2人で歩いています。

 今回のコースは、まず彦根城へ行った後、湖岸沿いに南下します。JR彦根駅から湖岸道路までが約5Km、湖岸沿いに約12Km南下した後、JR稲江駅まで約5Km歩くという、総計20km越えのややハードな計画です。

 コース概要はこちら

 まず行った彦根城ですが、まだ10時台だというのに天守閣は60分待ちとのこと。すごい人気です。入り口横には、「本日のひこにゃん登場予定」なども貼り出してありましたが、ひこにゃん人気も一役買っているのでしょう。天守閣に登るのを並んで待つ時間はないのですが、天守閣だけがお城ではないと思い、入ることにしました。

 入って最初に感じたのは、登りの石段のしんどさです。あとで教えてもらったのですが、彦根城の石段は、攻め込まれることを少しでも防ぐために、できる限り登りにくく作ってあるそうです。石段の中途半端な高さや、幅の歩幅との合わせにくさ、先が見えないように曲がりくねったところなど、完全な逆バリアフリーです。

 彦根城は、徳川幕府が開かれてから築城が始まったお城のはずですが、お城全体がひとつの山になっています。歩いていて、お城というより里山を散策している感じに思えてきます。また中には桜の植えられた公園のような場所もあり、不思議な感じです。私が行ったことのある他のお城とはまったく違う感じのお城です。


 お城を出た後昼食を食べ終われば、もう13時でした。今日の工程の22kmがまだ手付かずで残っていることを思いだし、先を急ぐことにします。

 肝心の湖岸沿いですが、実に見事に何もありません。あまり代わり映えのしない景色を10Km以上歩いたとことになります。名所旧跡があるわけでもない場所を延々歩くというのは、なかなか経験の無いことです。

 ただ、今回は同行者がいたために、あれこれと話をしながら、また道端の何かを見つけて、自分たちで面白いものを発見しながら行くという、結構楽しいお散歩になりました。観光地で有名なスポットだけを効率よく回るというのとは、まるで正反対の楽しみ方です。新しい楽しみの発見となりました。


 また、琵琶湖の風景自体はそう変わらないのですが、時刻とともに水面の色が微妙に違ったり、向う岸の見え方が変わったりと欲見ると変化があります。何もないだけに、そんなところにも気づけるのかもししれません。

 ただ、これが一人だったり、気温が30度を超えていても同じ気持ちが持てるかどうかは、自信がありません。

 この日は梅田で食事した後、淀屋橋まで歩いてから帰りました。そんなこともあって、この日の歩数は初の4万歩超えです。こんなことは、もう無いかもしれません。

 今からだんだんと暑くなったり、雨の季節となります。めげずにビワイチウォークを続けたいと思います。