北ヤードアートフェスティバル

 北ヤードアートフェスティバルへ行ってきました。カオスさんseemoさん新之介さんが、展示部門で参加しているのを見に行くためです。会場は中津のピエロハーバーですが、初めて行きましたが何とも表現できない不思議な空間でした。

 カオスさんは「大阪百景」と題して、様々な大阪を切り取った写真を展示されていました。残念ながら私には、8割くらいしかどこの写真かは分からなかったのですが、その中には今はもう見ることのできない景色もあり、しばし見入ってしまいました。個人的には、天王寺七坂の写真が気になり、自分でもまた歩いてこようと思います。

 seemoさんは、「君といた夏」と題して、八軒家浜のアヒルちゃん(巨大ラバーダック)の写真を集めて展示されていました。タイトルは「夏」ですが、写真の中には「秋」の「帰ってきたアヒルちゃん」のときのものもあります。題材のアヒルちゃん自体の存在感はすごいのですが、撮影時間帯や撮る角度(写り込む背景)によって印象がずいぶんと違う気がして変化が楽しめます。
 10/1〜3の3日間だけ今年も復活しますが見に行くことのできない私は、ここでアヒルちゃんを堪能しました。

 新之介さんの展示は、写真かと思ったらグラフィックアート(で、いいのかな?)でした。ただ、会場内の他の展示とはレベル感がまったく違うプロの作品でした。言葉ではうまく言えませんが、ほぼ平面の作品にもかかわらず、見る角度によって微妙に違う立体感の味わえる不思議な作品です。

 これ以外にも展示やパフォーマンスを見たのですが、「自分の作品を発表する」「自分を表現する」ということの素晴らしさを再認識しています。少しだけ「自分もどこかで」と、心動かされました。