あること、ないこと(吉田篤弘/平凡社)

あること、ないこと

あること、ないこと

 なんとも様々な作品が納められた短編集(だと思う)、短い小説もあれば、何かの覚書のようなものもあれば、辞典の部分もある。それぞれに、段組みや文字の体裁も変わっていて、著者のこだわりが満載している感じ。
 出版社を意識したのか、百科事典っぽいところも楽しい。