うしろめたさの人類学(松村圭一郎/ミシマ社)

うしろめたさの人類学

うしろめたさの人類学

 永年に渡りエチオピアで村の生活に溶け込み調査を続ける「構築人類学」者の著者が、日本に住む我々が当たり前と思ってることろから説くほぐす。「国家」というものがどのようにして成り立つのか、立ち向かうにはどうすればいいのか。
 合間に挟まる昔の現地日記も読み物としても面白い。