ぼくの死体をよろしくたのむ(川上弘美/小学館)

ぼくの死体をよろしくたのむ

ぼくの死体をよろしくたのむ

 一昔前なら、SFとかファンタジーとか括られてしまったかもしれない、少し不思議な状況設定の短めのお話が18編。不思議な生き物の世話をするのが条件という格安アパート、魔法が使える少年、精神年齢に外見を合わせる技術、などファニーな読み味の短編がそろってる。一気に読んだのは失敗。