2017-05-11 松ノ内家の居候(瀧羽麻子/中央公論新社) 読んだ本 松ノ内家の居候作者: 瀧羽麻子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/03/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る その昔有名小説家が居候していた家に、小説家の孫を名乗る男がやってくる。居候中の一年間は作品を発表せず「空白の一年」と呼ばれていたが、実は著作があり今もこの家に残されてる可能性があるという。同じく居候となった男が動くにつれ、現在の家族の関係も動き、過去の家族の出来事も明らかになっていく。 全体の構成がすばらしく、読むうちに引き込まれる。