歩道橋の魔術師(呉明益/白水社)

歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)

歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)

 70年代の台北の巨大商店街を舞台に、子供たちを活き活きと描く短編集。8棟ある商店街の途中には歩道橋があり、そこで商品を売り家の商売を手伝う子供と、路上パフォーマンスを行い手品セットを売る魔術師が出会う。
 外国のお話だけど、なんとなく昭和の感じがするのが不思議。