尻尾と心臓(伊井直行/講談社)

尻尾と心臓

尻尾と心臓

 大手コンサル会社の社員から、地方企業のシステム開発子会社に転職した笹島。親会社から来た乾とともに、子会社への新システム導入を図る。
 最後まで読んでも作者が書いた意図が分からない。後で確認したら、宣伝文句には「現代の『仕事』 の意味を問う傑作長篇小説」とある。そんなお話なら読むんじゃなかった。