赤へ(井上荒野/祥伝社)

赤へ

赤へ

 「死」をテーマにした短編集。突然、身近なものとなってしまう「死」、そんな作品が10篇。どれもなんとも不穏な空気満載で、読んでいて怖くなる。
 うまく言えないけど、久しぶりに とっても井上荒野らしい作品を読んだ満足感が残る。