屋上の道化たち(島田荘司/講談社)

屋上の道化たち

屋上の道化たち

 自殺する理由が全くない人たちが、その屋上から次々と飛び降り自殺を図る。なぜ、その銀行の屋上に上がると飛び降りてしまうのか。
 いくつかのお話を絡めながら、奇想天外なトリックを御手洗が解く。かなりばかばかしくて、お話としては論外だけど、御手洗シリーズというだけで読んでしまう自分が情けない。