今はちょっと、ついてないだけ(伊吹有喜/光文社)

今はちょっと、ついてないだけ

今はちょっと、ついてないだけ

 かつてネイチャリング・フォトグラファーとして一斉を風靡した立花。バブルがはじけるとともに莫大な借金を抱え表舞台からも姿を消す。ふとしたことからまた写真を再開する。他にも、一度は夢破れ敗北した中年男女がなぜか集まり再起を期す。
 このタイトル、好きな言葉じゃななかったけれど、これも良いかなと思えてきた。