田嶋春にはなりたくない(白河三兎/新潮社)

田嶋春にはなりたくない

田嶋春にはなりたくない

 法学部に通う田島春は、融通が効かず曲がったことが嫌いで空気が読めない。サークルには所属しているが、友人もいなくて疎いまれてる。そんな田島春を取り巻く人々が順に登場し、関わっていく。
 観覧車が出てくるが、作者は何か思い入れがあるのかもしれない。