その愛の程度(小野寺史宣/講談社)

その愛の程度

その愛の程度

 妻の連れ子である娘ともうまくやってると思っていたが、ふとしたはずみでギクシャクしてしまう。家族とは何か、夫婦とは何か、考えさせられてしまう。こちらの期待(予想)を少しづつ外しながらお話が進むのが妙に心地よい。この作者はいけずやね。