ふたえ(白河三兎/祥伝社)

ふたえ

ふたえ

 連休明けに転向してきた問題児。それがきっかけとなって、クラスの中でひっそりと過ごしていた「ぼっち」たちが自己主張を始めだす。京都への修学旅行を舞台に、重なる思いに重ねる気持ち。
 いつもながらこの作者にはしてやられ、また最初から読み返す。