僕とおじさんの朝ごはん(桂望実/中央公論新社)

僕とおじさんの朝ごはん

僕とおじさんの朝ごはん

 まじめに料理を作ろうとしないケータリング業の健一。楽に死ねる薬を売ってるという都市伝説に悩まされる。リハビリに通う病院で闘病中の少年と出会う。食の細かった彼が健一のお弁当に興味を示し、まじめに料理を作るようになる。
 健一の人物設定が少しつかみにくいが、全体的には暖かい。