化石少女(麻耶雄嵩/徳間書店)

化石少女 (文芸書)

化石少女 (文芸書)

 京都のお金持ちの子女が通う私立高校はクラブ活動が盛んで多くの部が存在する。その一つである化石部の女部長が繰り出すとんでもない推理を唯一の部員であり幼馴染でもある後輩男子がたしなめ続けるお話。
 作者のこれまでの作品同様、普通のミステリとは少し違う。いつもながらネタバレするので内容については詳しくは書けないが、読んでいて楽しく、読み終わると腹が立つ。でも次作もたぶんまた読む。