女の子は、明日も。(飛鳥井千砂/幻冬舎)

女の子は、明日も。

女の子は、明日も。

 14年ぶりに集まった4人の高校の同級生。当時は特に仲が良かった間柄ではなかったし、現在の職業・境遇もばらばらな4人のお話が順に語られる。それぞれ違う理由で3人は婦人科へ通うようになるが、アラサーという女性としての大きな節目を迎えた4人。よくよく考えれば、いい話ばかりではないのだけど、全体通じてなんか前向きな感じを受ける。