もしもし、還る。(白河三兎/集英社文庫)

もしもし、還る。 (集英社文庫)

もしもし、還る。 (集英社文庫)

 目が覚めたら砂漠の中にいて、降って湧いた電話ボックスで日差しを避ける。何が始まったのか読んでる側もまったく分からない不思議な状況が、少しづつ明らかになり繋がっていく。
 着想のインパクトだけでなく、最後まで面白いのがすごい。