白戸修の逃亡(大倉崇裕/双葉社)

白戸修の逃亡

白戸修の逃亡

 巨大イベントに爆弾をしかけたと電話を入れ中止に追い込んだ犯人の身代わりにされた白戸修。仕方なく逃げることにするが、SNSを駆使した追っ手達が執拗に迫る。これまでの作品で白世修に助けられた登場人物が次々と助けに現れかろうじて逃げ続けることができる。
 部分部分はそれなりに面白いが、全体としてはやや疲れる。