忘れられたワルツ(絲山秋子/新潮社)

忘れられたワルツ

忘れられたワルツ

 震災を機に何かが変わってしまった人たちを描く短編集。どの作品も着眼が奇抜で、読むこと自体に冒険を感じる。いい意味で、作者に振り回され続け、心地よい疲労を感じる。
 どんなお話だとか、感想がどうとか、とても書くことができない。