名も無き世界のエンドロール（行成薫／集英社）

名も無き世界のエンドロール

　小学校からの友人マコトは巧妙な仕掛けで他人を驚かす「ドッキリ」が生き甲斐となっている。大人になり社長となった今でもそれは変わらない。そんなマコトが「史上最大のプロポーズ大作戦」をすると言い出し、協力することに。純情で非常な男たちの思いは遂げられるのか。
　新人賞受賞作というが、手慣れた感じで楽しめる。