竜の雨降る探偵社(三木笙子/PHP研究所)

竜の雨降る探偵社

竜の雨降る探偵社

 舞台は昭和30年代、喫茶店の2階に雨の日だけ営業するという探偵事務所がある。幼馴染で大家でもある友人が訪ねてくるたびに新たな依頼が持ち込まれる設定。それぞれの依頼を解決していく過程の中で、友人が抱えていた謎もまた解決へと向かう。舞台設定も絶妙でとても味のある作品。