ライアの祈り(森沢明夫/小学館)

ライアの祈り

ライアの祈り

 眼鏡屋勤務のバツイチの桃子は、員数合わせで出た合コンで冴えない中年男と出会う。彼は考古学者で縄文時代をこよなく愛している。現代のお話と、縄文時代のお話が交互に語られ、合わさっていく。とってもゆっくりと時間が流れていくラブストーリーで、とても暖かい気持ちになれる。