みつばの郵便屋さん(小野寺史宜/ポプラ社)

みつばの郵便屋さん (一般書)

みつばの郵便屋さん (一般書)

 郵便配達員の主人公は毎日郵便配達をする中で、住民たちと不思議な関わりを持っていく。現実ではこんなに深く関わることはないとは思うが、このお話を読む限り、郵便屋さんが配達しながら住民と関わりを持ってもいいのではと思えてくる。主人公にはタレントの兄がいて、顔が良く似ていることも実にうまく使われている。大きなドラマは無いけど、あたたかくて読んでよかったと思える。