緑ヶ丘小学校大運動会(森谷明子/双葉社)

緑ヶ丘小学校大運動会

緑ヶ丘小学校大運動会

 運動会の当日、小6のマサルは薬の空き袋を見つける。子供たちはそれが殺人事件の証拠ではないかと推理し、必死で対応を考える。その一方で、マサルの父真樹夫は誤配信された携帯メールを元に薬の不法取引を解明しようとする。
 大人と子供の推理合戦のようで複数のお話が同時進行し重なり合うのはみごと。でも、子供には勝てない。