空打ちブルース(升井純子/講談社)

空打ちブルース

空打ちブルース

 主人行は高校生だが、児童文学とのこと。空打ちとは、レジで会計する際に商品を通したふりをしてごまかす不正のこと。お話の中で高校生たちが直面する現実は実際にはありえないようにも思うが、ひょっとすると子供たちの目にはそう映っているのかもしれない。