六月の輝き(乾ルカ/集英社)

六月の輝き

六月の輝き

 子供の頃から隣同士でとても仲の良かった二人の少女が、あるきっかけで離れていってしまう。少し無茶な設定もあるがそんなことはどうでも良く、少し哀しく少しせつない時間が流れていく。
 あの日に戻りたい、願うことはできても、現実には戻れない。この著者の追い求めるテーマのようで、うまくはまってる。