ふたりの距離の概算（米澤穂信／角川書店）

ふたりの距離の概算

　古典部シリーズの最新作。大好きなシリーズだが、改めてホータロー君のすごさを実感しました。今回は少し変わった趣向で、マラソン大会で２０kmを走る間に推理し解決するというもの。

　謎解きとしては物足りないかもしれないが、独特の雰囲気・人間関係が古典部らしくて私は好きです。