この世界で君に逢いたい(藤岡陽子/光文社)

この世界で君に逢いたい

この世界で君に逢いたい

 院生の周二は、年上の彼女と与那国島を旅行で訪れ、花という名の美少女と出会い、不幸な事故で無くなった従妹のことを思い出す。その花が突然姿を消したところからお話が大きく動く。
 現代科学では説明のつかない力が働くので勘違いしてしまいそうだけど、人間として日々の生活に何が本当に必要なのかを考え直してしまう。