1999年の王(加藤元/角川書店)

1999年の王 (角川書店単行本)

1999年の王 (角川書店単行本)

 連続保険金殺人事件の、主犯、共犯、被害者、関係者などが順に語る。なぜ、彼に関り絡めとられるように仲間になってしまったのか、どうして被害者になってしまったのか、そして彼はどのような少年時代を過ごして犯罪者となったのか。
 重いテーマでありながら、意外と軽く読める。