京都で考えた(吉田篤弘/ミシマ社)

京都で考えた

京都で考えた

 著者は、京都は歩きながら考え事をするのに適したところだという。当てもなくさまようように散歩するうちにいろんなことに気づくという。確かに京都の町は歩きやすく、思いがけないことに気づかされる。著者の「そもそも」が気になるという点が、とても気になる。