すべての雑貨(三品輝起/夏葉社)

すべての雑貨

すべての雑貨

 雑貨店を営む著者の雑貨にまつわるエッセイ集であり、半生記というか雑貨店開業記。「雑貨」という、ある面身もふたもない言葉を逆手に取りすべての物事を雑貨にからめて論じるところに、読んでいて引き込まれていく。
 「雑貨感覚」というとらえ方もとても新鮮。