名誉と恍惚(松浦寿輝/新潮社)

名誉と恍惚

名誉と恍惚

 戦時中の上海で警官として働く日本人が、罪を着せられ警察を追われ日本に帰れと言われる。受け入れずに逃亡する男は、日本人であることを隠し、名も捨てて逃亡生活に入る。
 700頁を超える超大作、読んでて飽きずに最後までたどり着けるが、こんなに長い必要があるかは疑問。