かがみの孤城(辻村深月/ポプラ社)

かがみの孤城

かがみの孤城

 不登校になってしまった中1の"こころ"は、ある日自宅の鏡が光るのに気づき、導かれるままにその中に入ってしまう。そこには、同じような年ごろの男女が7名集められていて、鍵を見つければ望がかなうという。
 基本的なトリック(設定)は、すぐに分かるのだけど、ラスト数十ページの展開は予想を超えてる。冒頭、うまくお話に入れず読むのを読めようかと思ったが、途中からは一気読み。