モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―(ジョン・クリーズ/早川書房)

 40年以上前に、深夜にモンティ・パイソンを観るのが楽しみだった。これまでのどんなお笑いとも違うファニーな感じは後にも先にも他にはない。中心人物の自伝となってるが、まさか本当に「できるまで」しか書かれてないとは驚く。
 登場人物のほとんどが脚本家で本来の役者ではなかったというのは、なんか腑に落ちた気がする。