君はレフティ(額賀澪/小学館)

君はレフティ

君はレフティ

 夏休み中の交通事故で記憶喪失となった高2の真樹。クラスのみんなも写真部の仲間も暖かく迎えてくれたが、妙な落書き事件が真樹のまわりで続く。これは誰かから自分へのメッセージではないかと思うが、昔のことは思い出せずもどかしくあがく。
 なんとも切なくこそばゆいほどの青春小説。