小説家の四季(佐藤正午/岩波書店)

小説家の四季

小説家の四季

 大好きな作家のエッセイ、このシリーズ4作目。10年ぶりという。なぜそんなに期間が開いてしまったのかは読んで初めて分かった。
 いつもながらどうでもよい身の回りのことをだらだらと書いているだけ、というふりをしながら、作者のこだわりや文章の美さに改めて惹かれる。
 つぎの長編小説も待ってます。