真実の檻(下村敦史/角川書店)

真実の檻

真実の檻

 母の遺品を調べていた洋平は、実の父が別に居て、しかも死刑囚だと知ってしまう。その事件を調べるうちに冤罪の可能性があることが分かり、自ら調べようとする。
 徐々に過去の出来事が明らかになっていきながら謎は増えていくという読み応えがある。