ロゴスの市(乙川優三郎/徳間書)

ロゴスの市 (文芸書)

ロゴスの市 (文芸書)

 大学でともに英語を学び、卒業後は翻訳家と通訳という少し違う道に進んだ二人。共通点はあるものの仕事の性格の違いが二人の生き方の違いとなるように重なりながらも離れていく。長い歳月をかけての恋愛小説。
 どうも私は、優柔不断でぐずぐずとした恋愛物が好きらしい。