屋上のウインドノーツ(額賀澪/文藝春秋)

屋上のウインドノーツ

屋上のウインドノーツ

 子供時代から友達を作ることができない志音。中3のときに別居中だった父が死に、遺品のドラムを叩くようになる。高校でエアドラムしてるのを吹奏楽部の部長に見つかり入部することに。
 部活を通じて、過去の傷と向き合い、乗り越えようとする青春小説。読むのも木っ端ずかしいはずだが面白い。