サーカスの夜に(小川糸/新潮社)

サーカスの夜に

サーカスの夜に

 両親に見捨てられた少年が、昔見たサーカスに憧れ、育ててくれた祖母の元を離れ入団したいと飛び込む。コック助手、トイレ掃除など雑用から働き始めたが、サーカスという自由だが厳しい世界を知り、そこで多くの人と出会い成長していく。
 個人的には、世界中の料理が作れるコックのここまでの半生が気になって仕方がない。