いとの森の家(東直子/ポプラ社)

いとの森の家(一般書)

いとの森の家(一般書)

 都会の団地暮らしから突然山の中の村の一軒家に引っ越した加奈子。小学校まで40分も歩いて通うなど最初は生活の変化に戸惑うが、友人もでき徐々に楽しくなってくる。近所に住むおハルさんは、いつも子供を温かく迎えてくれるが、彼女は死刑囚を慰問したり手紙を書いてるという。
 自然の中でのびのび育つ子供と、罪を背負った死刑囚とのギャップが、驚きであり暖かい