伝説のエンドーくん(まはら三桃/小学館)

伝説のエンドーくん

伝説のエンドーくん

 設立99年の中学に赴任した若手教師が中2を受け持つ。校内には至る所に「エンドーくん」にまつわる落書きがあるが「エンドーくん」が何者で、なぜ落書きが残されたままなのかも謎という。章毎に順に教師が語る構成だが、大人目線なのに中学生の気持ちが浮き彫りになるとともに「エンドーくん」に救われる。
 少し変わった中学生物語だけど、読んでて昔に返りわくわくする。